理化学研究所 生命機能科学研究センター 形態形成シグナル研究チーム(林 研究室)

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時系列画像に対してPIVを行うplugin


時系列画像に対してPIVを行うplugin

説明

各注目領域における移動量の計算にはCoordinateShiftで使われているLineProjection methodを使用している。

これにより基本的な相関やFFTを用いた方法よりも高速な処理が可能と思われる。

ただし、正確性や検出力が劣る可能性も考えられる。-> ver.20180613で大きく改善

矩形ROI選択部分のみの処理。

元画像複製、blank画像に対してArrow ROIによる表示。

元画像複製、blank画像に対して長さによって色分けした矢印を書き込んだ画像の表示。

3×3 Median filterを用いた補正。

Manual

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Sample movie

ver.20180613: 使用例 使用画像元(https://sites.google.com/site/qingzongtseng/piv)
CoordinateShiftを用いて補正後の画像に対してwidth 32, height 32, overlap 50, extend value 1 で処理。その後 Save Movにて QuickTimeムービー化

更新履歴

~ update 20210903 ~

  • Color Methodの追加
  • Hue : そのシリーズ内の最大移動距離を分母として各矢印の移動距離を割った比に対応した彩度を採用し、HSB形式で色を決定している。(S:1.0固定, B: 彩度*1.5) 
  • Absolute : Max length limit の値を最大値として8色(8等分)に色分けする。この値を16とすることで昔の色分けに相当。
  • Relative : そのシリーズの最大移動距離を分母とした各矢印の移動距離を割り、8色(8等分)に色分けする。Length ratio limitの値はその最大移動距離に掛ける値を入力する。
  • Color Boxに最小値、最大値を追加
  • 最小値は0, 最大値は下部が画像に保存されているscale情報を利用して実測値に変換した値、上部がpixel値になります。(少数第二位まで)

~ update 20200915 ~

  • SaveTSVにおいてLengthにExtend valueが反映された長さが保存されていたため、反映されないように変更。
  • SaveTSVにおいてAngleに保存されるRadian値がモニター座標から計算される値になっていたため、これを修正。

~ update 20200914 ~

  • Extend Valueを矢印の長さのみを変更するように変更
  • Length limit value を追加。シリーズ内の最大の長さを分母とする比を求めさらにこの値で標準化することで矢印の色分けを抽象化した。
  • その色分けのサンプル画像を表示する機能の追加。
  • SaveTSVにおいてCoordinate, Length, Angle(radian)で保存できるように変更。Coordinateは従来どおりだが、Length,Anglenに関してはRow: PositionID, Col: Time として各値がdoubleで格納される。
  • *注意 : SaveTSV(Angle)においてradianの値の符号が逆である可能性がある。

~ update 20190403 ~

  • ImageJ 1.52n以降の仕様変更に対応

~ version up 20180718 ~

  • 角度による色分け機能の追加(HSBに当てはめる)
  • 角度を色相環に沿った色分けとして、彩度を最大値、明度を矢印の長さを最大10pixelとして10分割で表現。(10を超えるものは10とする)
  • *これにより移動度の小さいものは黒に近くなり背景が黒であれば目立ちにくくなるが、値としては存在している。

~ version up 20180613 ~

  • LineProjection methodの改良によりsubpixelのshiftが可能。
  • これにより精度を上げることが可能になった。

~ update 20150604 ~

  • コードの整理。
  • また、一部の処理を並列化することで高速化を実現。

~ version up 20151217 ~

  • 座標データをtsvへ書き出す機能を追加。

~ First uplaod 20150528 ~